【ただ作るだけでは無意味】選ばれるポートフォリオ作りと契約するべきサーバー

WEB制作
【ただ作るだけでは無意味】選ばれるポートフォリオ作りと契約するべきサーバー

フリーランスとして働くことになると、ポートフォリオやなど、自分のサイトが名刺代わりになったり、テスト用のサーバーが業務で必要になることが多いです。

この記事では、仕事が取りやすくなるポートフォリオ(自分のサイト)の考え方や、テストサーバーが必要になる理由や、おすすめのサーバーを紹介しています。

この記事を読んでほしい人

  • フリーランスになることを検討している人
  • 仕事獲得につながるポートフォリオづくりを知りたい人
  • ポートフォリオを公開するサーバーのおすすめを知りたい人

さきにこの記事の結論を簡単に書いておきます。

  • みんなポートフォリオも持っているのだから、差別化が必要
  • 自分の強みを強調する
  • 見てもらう人に寄り添ったデザイン、内容にすることが重要
  • よく使われる、表示速度の早いレンタルサーバーを契約しておく

WEBでフリーランスをするならポートフォリオとレンタルサーバーが必要な理由

WEBでフリーランスをするならポートフォリオとレンタルサーバーが必要な理由

WEB制作でフリーランスをするときにポートフォリオ(自分のサイト)とレンタルサーバーが必要な理由は以下になります。

  • ポートフォリオ(自分のサイト) -> 名刺のかわりにクライアントに見てもらう事が多く、サイトのおかげで成約がとれることも少なくない
  • レンタルサーバー -> 当然自分のサイトを掲載する為にも必要で、業務でWEBサイト・サービスを制作する時にテストサーバーとして使用する場合もある

このように、自分のこれまでの実績や、WEB制作をする時にテストをするために、自分のサイト、テストサーバーが必要になります。

特にテストサーバーは、こちらで用意できる事を提案できると、クライアントからの印象が良くなりますので用意しておきたいところです。

ここからはポートフォリオ・自分のサイトの用意する時の考え方や、サーバーを選ぶ基準などを解説していきます。

ポートフォリオや自分のサイトを用意する

ポートフォリオや自分のサイトを用意する

自分の実績を知ってもらう為のサイトでは、ポートフォリオサイトを用意するのが一般的ですが、選択肢として自分のサービスサイトのようなものを用意する選択肢もあります。

自分のサービスサイトとは、イメージとしては制作会社のWEBサイトのようなものです。

こちらはポートフォリオより、さらにしっかり業務をしているイメージを持たせられるメリットがあります。

自分のサービスサイト内にポートフォリオを入れるのも良いでしょう。

安心して任せられるイメージを持ってもらうことが最大の目的

サービスサイト、ポートフォリオのどちらも、ただ制作するだけじゃなく、依頼を検討してくださっているクライアントが安心して依頼できるように、しっかりした印象を持ってもらうように制作することが第一です。

せっかくサイトを用意するのなら、案件獲得のための提案時に、プラスに働くようなサイトのほうが良いですよね。

ここを意識できているかで、これからの案件獲得に影響がでる可能性があるので、見てくれる人の意識を持ちながら実装しましょう。

案件獲得のプラスになるポートフォリオを作る方法

WEB制作でフリーランスとして働きたい、と思っている人(ライバル・競合)は今現在多くなってきている状態ですので、他とは違う、と思ってもらえる要素がないと、案件を獲得するのは難しい現状です。

そこで誰もが提案時などに一緒にお送りするポートフォリオで違いをつけるのはとても重要だといえます。

ここでは違いをつけるためにできることをリストアップしてみました。

  • 実績がない場合はサイトコピーよりも、オリジナルの架空サイトを制作し、実績にする(ただし難易度の高いサイトのコピーはアリ)
  • 自分の得意な分野の実績を優先的(上位)に表示する
  • シンプルで見やすい構成にする
  • 実績をある程度絞る(載せすぎない)
  • 一部のみ担当した実績は担当箇所を説明する
  • 簡単なプロフィールを掲載する

実績がない場合はなるべくオリジナルの架空サイトを実績にする

実績がない場合は、架空で良いのでなるべくオリジナルのサイトを掲載しましょう。

オリジナルのサイトを作り、掲載することで「サイトコピーしかできないのでは?」と思われるリスクを減らします。

もちろん制作難易度の高いサイトのコピーはアリだと思います。

自分の得意分野の実績を優先的に表示する

自分の得意分野をアピールすることは、強みや特徴のアピールになり、印象に残ってもらえる可能性が高まります。

自分の得意分野とは、何の制作面だけではなく、自分が知っていたり精通している業界(例えば建築、バーなど)があれば、それを主張するだけでも強みになる可能性があります。

「あの人は〇〇業界に詳しいから、その業界のサイト制作をお願いしようかな…」など

シンプルで見やすい構成にする

おしゃれなデザインにすることはもちろん素晴らしいのですが、見やすいサイト作り、相手にアピールポイントを伝えることが第一であることを忘れないようにしましょう。

おしゃれすぎる(独創的な)デザインは、やりすぎている場合、伝えたいことが分かりにくくなる場合があるので注意しましょう。

実績をある程度絞る

実績の載せすぎに注意しましょう。

ポートフォリオを見てくれる人が全ての実績を確認してくれるとは限りません。

また、たくさん実績を持っている場合は優先的にアピールしたいものや、より良いものに絞ることによって、ポートフォリオ全体のクオリティを高く見せることができます。

一部のみ担当した実績は担当箇所を説明する

すべてを自分で制作したわけではない実績は、担当した箇所を説明しましょう。

偽りなく伝えることで誠実感をアピールできます。

また、クライアントに実績掲載の許可を取ることも忘れずに。

自分の簡単なプロフィールを掲載する

簡単なプロフィールを掲載することで、自分の人となりを知ってもらうきっかけになります。

こちらは必須ではないかと思いますが、簡単なプロフィールを掲載することで、共感から依頼に繋がった、ということもありえますね。

以上がリストアップの説明です。

依頼につながるポートフォリオ作りのために、ぜひ参考にしてみてください。

また、先ほども記載しましたが、見てくれる人の目線に立って制作することを忘れないようにしましょう。

自分のサービスサイトを用意する

自分のサービスサイトを用意する

制作会社のようなサービスサイトを用意しておくと、よりしっかり制作ができる、というアピールをし易いのでこちらもおすすめです。

サービスサイトを用意するメリット

  • 「制作ができる」印象を感じさせることができる
  • 自分のできることや強みをアピールし易い
  • 名刺代わりとして使いやすい
  • サイトのコンテンツ設計を学習できる

「制作ができる」印象を感じさせることができる

ポートフォリオのみの場合よりも「制作を任せやすい」「安心感がある」印象を持ってもらうことができます。

その他にも直接会社や店舗などに営業する場合にも、こちらの方が安心してもらえそうですね。

自分のできることや強みをアピールし易い

サービスサイトとしてページを作成するので、色んな箇所で自分のできることや強みをアピールすることができます。

ポートフォリオよりも自分のできること、強みを全面に押し出したサイト作りができます。

名刺代わりとして使いやすい

サービスサイトの場合、ポートフォリオのみよりも印象に残りやすいので、名刺代わりとしても使いやすいです。

実際に、個人名のみで活動するよりも、「覚えやすい」「安心できる」と言われることは多いです。(主に直接営業)

クラウドソーシングなどでも、個人名より目立ちそうですね。

サイトのコンテンツ設計を学習できる

サービスサイトとして自分でページを作成していくことになりますので、コンテンツの配置やテキスト作成の学習になります。

コンテンツの配置やテキストはもちろん自分で考えなければいけないので、これからのWEB制作にも役立つと思います。

ただし、こちらはポートフォリオを作る場合でも同じで、重要です。

サービスサイトを用意するメリットを解説してきました。

サービスサイトは、印象に残りやすく、強みをアピールしやすいので特におすすめです。

また、可能であればサービスサイトにもポートフォリオを盛り込むとよさそうですね。

契約するサーバーの条件とおすすめサーバー

契約するサーバーの条件とおすすめサーバー

WEB制作のフリーランスで働くなら、自分のサイトを公開する時や、業務の際、主に動作テストにレンタルサーバーが必要になります。

業務の際に使用する場合は、ローカル環境などでの制作後に、最終テストとして使用することがほとんどです。

下記の記事では、WordPress専用のローカル開発環境アプリの「Local」について解説しています。

自分のサイトを公開するため、業務で使用するため、この2点から、レンタルサーバーを用意しておいたほうが良い、ということになります。

フリーランスの人が契約しておくべきおすすめサーバー

レンタルサーバーが必要な理由を解説してきました。

これからは、契約するサーバー選ぶ際の条件とおすすめサーバーを解説していきたいと思います。

まずは下記の、レンタルサーバーを選ぶ際の条件を解説していきます。

  • 業務で扱うことが多いサーバー
  • 速度が早いサーバー

業務で扱うことが多いサーバー

修正やリニューアルなど、すでにクライアントがサーバーを契約している場合で、よく使われているサーバーということになります。

企業の大小や、サービスの大小で契約するサーバーに違いがありますが、基本的に一番使用されているサーバーはXServerだと思います。

以下はXServerのサイトですので、興味があれば確認してみてください。

また、個人的な感覚となってしまいますが、企業やサービスが大きい場合はNTT系のサーバーを使用しているところが多い印象です。

速度が早いサーバー

サーバーだけでなく実装面でも同じですが、表示速度が遅いとストレスを与えたり、クライアントから指摘が入ることも少なくないです。

自分のサイトや、業務中、クライアントに確認してもらうサイトの表示速度が遅いと、ストレスを感じたり、技術に不安を感じることもあるかもしれません。

制作物に良い印象を持ってもらうためにも表示速度の早いサーバーを契約して方がよいでしょう。
現在はConoHa WINGというサーバーが国内最速を謳っていますので、こちらも興味があれば確認してみてください。

また、XServerも表示速度に定評があるサーバーですし、どちらも月¥1,000前後(通常料金の月額)ですので、サーバー選びの参考にしてみてください。

まとめ

成約につながるフリーランスの営業用サイトの作り方と、レンタルサーバー選びについて解説してきました。

お客様となるクライアントからどう見えるか、どう思われるかを気にすることができれば、自分を選んでもらえるようなサイト作りができると思います。

ポートフォリオ制作も業務も見る人の気持ちを考えながら進めていきましょう。